さて,筆者は外国人児童・生徒に日本語を教えるボランティアをしています.
筆者の住んでいる自治体では,彼らに対する公的支援は,
「ボランティアによる60時間の取り出し授業形式の日本語指導」.
…たったこれだけ.
少ない少ない,と思うメンバーが土曜日に自主的に中学生教室などを開き,
出来る限りサポートしてきましたが,やはりボランティアには限界があります.
そんな折,来月に市長・市議選があるのです!
そこで,満足な教育を与えてあげることが出来ていない今の現状を知ってもらうべく,
候補者にメールやFAXを出しまくってみることにしました.
今まで,ボランティア側も「所詮ボランティアだし」と,
これ以上責任が重くなるようなことを避けてきたと思います.
でも,これからの社会で,外国人の子どもや帰国子女,
両親のどちらかが日本人で日本国籍を持っているけど母語が日本語ではない子,
は確実に多くなると思います.
「今,動かなきゃ!」
やってみれば,なんとかなるものですね.
メールを出した市長候補の事務局の方から,「それはゆゆしき問題」と,
すぐにあって詳細を聞きたいと,連絡をくれた方がいました.
明日は,早速手持ちの資料をそろえて,事務局に行ってきます!
たとえ,選挙期間中”だけ”,有権者(潜在的支援者)にやさしくして,
受かったら知らんふりされても,
とにかく行ってみようと思います.
私だって,選挙権があるんですもの.
そして,子どもに十分な教育を与えることは大人の義務で,子どもの権利です.
今できることを,一歩ずつ.
頑張ります.