カルトナージュで作る、結婚式アイテムその3
前回に続きまして、自身の結婚式で使った「カルトナージュで手作りした結婚式アイテム」をご紹介します。
今回は、最後の品「雪降るウェルカムボード」です。
(1品目「カルトナージュで作るリングピロー」はこちら)
(2品目、「ゲストブック・カバー」はこちら)
3.雪降るウェルカムボード
ウェルカムボード自体は手作りする方も多いかと思いますが、カルトナージュでウェルカムボード、しかも「雪」がテーマというのはあまりないかもしれません。
こういったものは素敵な生地を扱っている「KOKKA」さんのペルメル、レターボード、リボンボード
こういったクロスしたリボンにカードを挟む形のものは素敵な生地を扱っている「KOKKA」さんのサイトによればペルメルというそうで、他にもレターボード、リボンボードなどの呼び方があるようです。
<ペルメルの大雑把な作り方>
- コルクボードの表面にキルト綿を敷く
- 布で覆って、背面で留める
- リボンをクロスさせてピンで留める
これだけなので、作るのは意外と簡単です。
さてここから、「雪」をテーマにしているので出来上がったペルメルに色々とくっつけていきます。
左上のフレームモチーフは、東急ハンズの結婚式手作りグッズ売り場のフラワーモチーフを使用。ずいぶん昔にハンズメッセでお安く買いました。そう、自分のを作るとは思ってなかったんですね。また友達から頼まれたときに使おうと思ってたです。
こういう物を使うだけで、豪華さがぐんとアップしますね。
雪の結晶は、窓ガラスに貼れるシールを水色の紙に貼って、結晶の形に切り抜いたものを使いました。大きさがバラバラなものをランダムに配置して雪降る感じをイメージ。
写真のないウェルカムボードなので、二人の個性をプラス
「Welcome!」と書かれたカードと、招待状をレターボード風にリボンにはさんで配置。会場の招待状がお洒落なデザインだったので、そのまま使わせてもらいました。
右下にいる鳥は、隠しキャラの「ドードー」。不思議の国のアリスに出てきますが、架空の鳥じゃあないよ。本当にいたんだよ(昔ですが)。デートで博物館に行った時に見たんですが、「ナニコレ?」となるものもちょっとだけ仕込んでみました。
そして、ボードの右上には、クラーク博士の像です。土台におなじみの「BOYS BE AMBITIOUS(少年よ大志を抱け)」が書いてあります(※)。旦那さんは学生時代を北海道で過ごしたので、この時の精神をいつまでもわすれないように、ということです。
ちなみに、クラーク先生の名言として「少年よ大志を抱け」が有名ですが、「BE GENTLE(優しくあれ)」という言葉も言っているそうです。GENTLEには優しいこともそうですが「礼儀正しい」という意味もあります。旦那さんにはぜひ両立してほしいものです。
※「少年よ、大志を抱け」は本当にクラーク先生の言葉なのかどうかについては諸説あるようです。当の北海道大学図書館の見解によれば、怪しいんだとか…
参考)“Boys, be ambitious!”について | Hokkaido University Library
話が少しそれましたが、雪モチーフも、クラーク博士も、ドードー鳥も、わかる関係者がニヤッとするようなもの、わからない人にも「ナニコレ?」と思わせてプロフィールムービーで種明かししたら面白いかな、と思って入れてみました。
こんな感じで、結婚式用に制作した3作品をご紹介してきました。
カルトナージュで結婚式アイテムを作ろうとされている方、結婚予定があってハンドメイドしようとしている方の参考になれば幸いです。