日本語支援ボランティア

外国人向け日本語テキスト「地震と防災訓練」

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さて,長年ボランティア活動で外国人の子どもへの日本語学習支援をしているZ=Gですが,昨年,日本の生活や文化をより理解してもらおうと,自分でテキストを作りました.
(母校の日本語教育の教授にご指導頂いてます)
テーマ別に3ページくらいで絵が多く,ひらがな・カタカナ・簡単な漢字はわかるけど,難しい日本語はまだの中級者,中学生以上で「母国で習ってわかっているが,日本語で知らないだけ」という子ども向けに作りました.このタイミングなので,「地震と防災訓練」の部分だけでもオープンにしようと思い,webサイトに載せました.ほんとうは別のサイトを立ち上げる予定でしたが,カルトナージュのサイトに間借りしてファイルを置きました(臨時ってことで).

外国人や帰国子女へ日本語支援をされている先生やボランティアの方,ご活用くだされば幸いです.下記リンクより,PDFファイルでご覧いただけます.

1_2地震と防災訓練B(PDF)

第9回・日本語発表会

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本日は,東京都町田市の町田市民フォーラム3Fホールにおいて,
「第9回・日本語学習者による日本語発表会」が行われました.

中国,韓国など近しい国から,メキシコ,ニュージーランド,ボリビアなど様々な国まで,
町田市民フォーラム内で開かれている日本語教室に通う,計19名が発表しました.

発表者がめいめいフリップを作ったり,テキーラ(※メキシコの強いお酒)を持ち込んだりして,
バライエティに富んだ内容となりました.

私が支援している「こども教室」からは,小4~中2までの4名が参加しました.
やはり,例年のことですが,子どもたちの発表はとても評判が良いです.
だれかが頑張っている姿というのは,みていて気持ちがいいものです.
特に子どもたちの頑張る姿には,みる人も元気を分けてもらえるようです.
また,発表会の経験が,これから成長していく彼らに自信を与えてくれるよう,
良い経験になったらいいな,と思います.

昨日は川崎市で同様のイベントがあったそうなのですが,そこは留学生中心で,
しかもコンテスト形式だったそうです.
町田の方式とは違いますね.(こちらは点数とかは付きません)

少子高齢化が進む日本の社会で,外国人の住人や,ダブル(昔風に言うならハーフ)の子が増えるのは,
避けられない現象だと思います.
そんな彼らにとっても,私たち日本人にとっても,日本語を勉強することはとても重要なことです.
将来の日本の発展のためにも,いわゆる「外国人」がどんなことを考えているのか,
それを垣間見る貴重な一日でした.

本当は,もっと多くの,普段外国人に接していない人たちにもきいてもらいたかったですね.
というより,そういう人たちにこそ,きいて欲しかったです.

会場設営や司会をボランティアがやるのですが,
今年は目立ったハプニングもなく,時間もちょうどよい頃合いに終わりました.
また来年も開催する予定です.多くの人が来場してくれるといいな,と思います.

ボランティアに何が出来るのか

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さて,筆者は外国人児童・生徒に日本語を教えるボランティアをしています.
筆者の住んでいる自治体では,彼らに対する公的支援は,
「ボランティアによる60時間の取り出し授業形式の日本語指導」.

…たったこれだけ.

少ない少ない,と思うメンバーが土曜日に自主的に中学生教室などを開き,
出来る限りサポートしてきましたが,やはりボランティアには限界があります.

そんな折,来月に市長・市議選があるのです!
そこで,満足な教育を与えてあげることが出来ていない今の現状を知ってもらうべく,
候補者にメールやFAXを出しまくってみることにしました.

今まで,ボランティア側も「所詮ボランティアだし」と,
これ以上責任が重くなるようなことを避けてきたと思います.
でも,これからの社会で,外国人の子どもや帰国子女,
両親のどちらかが日本人で日本国籍を持っているけど母語が日本語ではない子,
は確実に多くなると思います.
「今,動かなきゃ!」

やってみれば,なんとかなるものですね.
メールを出した市長候補の事務局の方から,「それはゆゆしき問題」と,
すぐにあって詳細を聞きたいと,連絡をくれた方がいました.
明日は,早速手持ちの資料をそろえて,事務局に行ってきます!

たとえ,選挙期間中”だけ”,有権者(潜在的支援者)にやさしくして,
受かったら知らんふりされても,
とにかく行ってみようと思います.

私だって,選挙権があるんですもの.
そして,子どもに十分な教育を与えることは大人の義務で,子どもの権利です.
今できることを,一歩ずつ.
頑張ります.

日本語を母語としない子どものための,中学生教室

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本日は土曜日でしたので,昼間は日本語支援ボランティアに行ってきました.
町田市民フォーラム4階の部屋を借りてやっているのですが,
午前中の「子ども教室(そもに小学生が対象)」は第5週は
国際交流センターの事務局が開いていない関係で,今日はお休みでした.

しかしながら,先週休んだ子も多く,誰か間違えてくるんじゃないか….
と思い,ひとりTOEICの問題集を解きながらスタンバイしていたところ,
案の定,先週休んだ子が間違えてきてしまったので,
一緒に宿題をしました.

午後は中学生教室(こちらは通常通り開校)で,
中3生に英語を少々.
Listening問題を独自に作成して,試験の感じをつかめるように
やってもらったりしました.

さきの水曜に推薦入試があり,都立の入試ももうすぐです.
子どもたちはみんな頑張っていますが,
やはり来日1年(正味7ヶ月ぐらい)で,日本語で高校入試はキツイです….
それでも何とか,数学や英語で点をとってもらいたいです.
この時ばかりは,全員無事に合格できることを
神様にお祈りします!!

子どものための日本語教室スタート!(中学生編)

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1/9(土)より,子どものための日本語教室(中学生向け)がスタートしました.
毎週土曜,13:00~15:00まで.町田国際交流センター4Fで開催しています.
中学生ともなると,理科も化学反応式やら,数学なんかは図形の合同証明問題と,
大人もうなる内容になってきます.
また,中3生は受験を控えてますから,みんな必死です.

・計算自体はできるのに,問題文が分からなくて解けない.
・英語はわかるのに,日本語に訳せない.
というような状態に陥りがちなのです.

日常会話と,問題集で使われる日本語はずいぶん違いますから,
問題を解きつつ,それに使われている日本語を学習する,という
二重構造でやらざるを得ません.時間も限られていますし….

ほかの同じような団体は,どうやって指導しているのでしょうか.
地域ごとに抱える問題も異なるので,一概にはどの方法が一番いい!とは言えないのでしょうが.

ともかく,今年の受験生たちが全力を出せるよう,祈ります.

日本語支援,出張授業その3

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同カテゴリの「日本語支援,出張授業その1」で話したように,
私は市内の小・中学校に出張して,外国人の生徒にマンツー・マンで日本語を教える
ボランティア活動を行っています.

この日本語支援は,各学校の先生方との連携が欠かせません.
支援できる時間は60時間.(少なっ!!)

正直,①「日常生活で困らないレベル」と,
②「学校の授業についていくレベル」の日本語には,
雲泥の差があります.

中学校で困るのは,「進学」の問題があるからです.
日本人だって塾に通って頑張って,やっと入れるというぐらいなのに,
日本語を母語としない子どもたちには,高校受験の壁はとても大きいです.

副校長先生や担任の先生とできるだけ協力したいのですが,
教員の仕事は本当に大変です.
お忙しい中,どこまで時間や手間をかけられるかは,
各学校の事情などにより,全然違います.

今回は,担任の先生が協力的で,三者面談に同席させていただいたりと,
できるだけの支援が出来ています.
しかし,あまりこの活動に理解がない学校の場合,
教材を借りれなかったり,行事予定を教えてもらえず,
行ってみたら今日は遠足で,子どもがいない…とかいったりすることもあります.

行政にはしっかりシステムづくりをしてほしいのですが,
外国人が少ない地域なので,後回しになってしまうのです.

もうすぐ市議選.よく考えて投票に行きたいと思います.