リバティ/キティ・グレイスの宝箱(LIBERTY-Kitty Grace)

宝箱型のカルトナージュ、リバティの布で作ってみました

ついに作りました!憧れのリバティで作ったカルトナージュです.

使用生地:リバティ タナ・ローン
キティ・グレイス

恐れ多くて手が出ませんでしたが….
ついにリバティを使いました.

ハート形の柄を活かして,宝箱型に.
左右の側面は,柄が続くように布をとりました.


中は少しグレーがかった水色です.

良い生地だけに使いどころや,箱の形,サイズなどをずっと考えていました.

正面からみたところです.

英国にいる友人へのプレゼント用に制作しました.
リバティ生地は,その相手と共通の友人から頂いたものです.
でないと,使う勇気が出なかったと思います.
喜んでくれるといいな,,,

カルトナージュ/桜の正方形Box

淡いパープルの桜柄、正方形のカルトナージュ

いつの間にか暖かくなり,4月になりましたね!
桜が待ち遠しい今このときにピッタリな箱です.
 ただ今「Yahoo!オークション」に出品中!
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※2016年6月現在、出品終了しています。本当は今日,海外の友人が桜を見に来日する予定でした.しかし,今回の震災で来られなくなってしまいました.
天気が悪くて桜を見れないときもあるな,と思ってこちらの生地を買い,お土産用の箱を作っておりました(この箱とは別のものです).
まさかこのような事態になるとは….来年は是非,本物を見に来ていただきたいものです.シンプルな正方形の箱です.中もシンプルですが,底面にも柄が入っています.
色はピンクというより,ラベンダーに近いです.


これまでの作品は,こちら(↓)のサイトでご覧いただけます.
世界を旅するカルトナージュ Atelier Z=Grace

今、困っていること、できること。-被災地の子どもに手作り品を

手作りコミュニティの被災地支援活動の紹介です.
被災地の子どもたちのために,を手作りして送ろうという活動です.
(体育着バッグや給食ナプキン入れなど)
自分は針と糸系の手芸はできないですが,母が参加します.
学校が再開してからの子どもたちを勇気づけられると思います.

「被災地の子供たちに手作りの品を」
http://item.rakuten.co.jp/auc-my-mama/c/0000000206/

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※2016年6月現在、この活動は終了しています。

インドネシア・バティックの宝箱

インドネシア・バティックの宝箱型カルトナージュ

この10日間は出かけるのもはばかられてしまい,
週末は家で制作に打ち込んでいました.最新作はこちら.

No88
「インドネシア・バティックの宝箱」です.
インドネシア製の生地で作りました.
バティックとは,インドネシア伝統の,ろうけつ染のこと.異国情緒漂う感じの一品になりました.

絵柄のサイズに合わせて,グレー台紙から箱を作成.
宝箱型に初挑戦ながら,なかなか良くできました.
フタの曲線はフリーハンドです.

→宝箱型,ということで前面には金具がついています.
この形は開けるのドキドキしますね!!

外国人向け日本語テキスト「地震と防災訓練」

日本語支援ボランティア_カテゴリー
さて,長年ボランティア活動で外国人の子どもへの日本語学習支援をしているZ=Gですが,昨年,日本の生活や文化をより理解してもらおうと,自分でテキストを作りました.
(母校の日本語教育の教授にご指導頂いてます)
テーマ別に3ページくらいで絵が多く,ひらがな・カタカナ・簡単な漢字はわかるけど,難しい日本語はまだの中級者,中学生以上で「母国で習ってわかっているが,日本語で知らないだけ」という子ども向けに作りました.このタイミングなので,「地震と防災訓練」の部分だけでもオープンにしようと思い,webサイトに載せました.ほんとうは別のサイトを立ち上げる予定でしたが,カルトナージュのサイトに間借りしてファイルを置きました(臨時ってことで).

外国人や帰国子女へ日本語支援をされている先生やボランティアの方,ご活用くだされば幸いです.下記リンクより,PDFファイルでご覧いただけます.

1_2地震と防災訓練B(PDF)

大災害など,大きなストレスとの向き合い方

一連の出来事で,学生時代に読んだ論文を思い出しました.
コピーを何年か前に捨ててしまったので,細かい点はうろ覚えです.
(そのため,内容の正確さについてはご了承ください)

1954年,アメリカがビキニ環礁で水爆実験をしたときに被ばくした島民の,心理的ストレスを長期間にわたり研究したものだったと思います.
その研究によれば,「被ばく」という大きなストレス事象への対応で一番よいのは,「泣く」「人に気持ちを話す」「感情を表す」という様な方法でした.

この論文から言えるのは,
一般的には,感情的なストレス対処法というのはあまりよくない,何故ならそれをしても自体が変わらないので,というように言われていますが,大きな災害や事故など,被害者がどうしようもできないような大きなストレスに対しては,感情的な対処法が効果的ということではないでしょうか.

テレビを見ても,「泣いてる場合じゃない」といって修復や何かの作業を進める人は多いです.でも,十分に「嘆く」とか「泣く」とかいうこと,怖い気持ち,悲しい気持ちを外に出し,周りの人と共有するというステップは人間にとって必要不可欠です.

冒頭で紹介した研究でも,十分に泣いたりせずに我慢してしまった人たちの方が,長期的にはあとで罪悪感や無力感にとらわれてしまったということです.
被災地では,子どもたちは大人が忙しそうにしていて,泣くのをこらえている子も多いのでは?もっといえば,「復興,復興」とがんばる大人,特に男性なんかは「男が人前で泣けない」と思い,十分に嘆くことができていないのでは?

衣食住を充たすのも,建物を直すのも大事ではあるのですが.
そういった,悲しみや辛さなどのネガティブな気持ちを受け止める場も,同じくらい重要で必要だと思います.