スペイン

スケジュール帳カバーをカルトナージュで作ってみました♪

カルトナージュでスケジュール帳カバーを制作

スケジュール帳のサイズに合わせて、カルトナージュでカバーを作成

 

そういえば、今まで作ったことがなかったけれど、「カルトナージュでブックカバーの作り方」をアレンジして、スケジュール帳のカバーも作れるのでは、ということで、東急ハンズでカバー無しの、中身のスケジュール帳冊子のみ(はだかの文庫本みたいになっている)を買ってきて、作ってみました。

ちなみに、昨年末に作成したものです。

 

カルトナージュでスケジュール帳カバーを制作

 

表紙はスペインの紙、内側はイギリスの布で

表紙は、バルセロナ(スペイン)の大きな文房具店『RAIMA』で入手したものです。ピンク色ですが、上品な光沢と縦じま模様があり、紙とは思えないほどしっかりした手触りです。

 

カルトナージュでスケジュール帳カバー、内側はキャスキッドソンのイチゴ柄

 

スケジュール帳カバーの内側は、ロンドン(英国)のキャスキッドソンで入手したイチゴ柄の布にしました。中身のほうが派手なパターンです。

 

これに、クリップ型のペンホルダーと、シルバーがかったピンクの3色ボールペンを合わせてみました。
かわいいけど、かわい過ぎず、大人女子アイテムの完成~★

 

カルトン(厚紙)では難しい、曲線・丸みを出すリップルボード

こちらのスケジュール帳カバー、ポイントは、背表紙の丸み。

カルトナージュでカバーを作るときは、背表紙の丸みがポイント

 

カルトナージュで、丸い箱のように丸まって固定するものならばともかく、部分的に丸みのあるもの、ある程度広げたり丸めたり出来るものを作るのは難しいですよね。例えば、ブックカバーの背表紙もですが、メガネケースのフタなども。

 

そんな曲線を作るときに便利なのがこれ、リップルボードです。

 

リップルボードとは?

 

リップルボードは波型の紙

 

リップルボードとは、波型に加工された厚紙です。段ボールに構造は似ています。表面が凸凹しています。裏側は平らです。凸凹のラインに沿うと、折り曲げやすく、元にも戻ります。これを、背表紙部分に仕込めば、柔らかい曲線の出来上がりです。

今回は、凸凹川を内側、平らな面を外側にし、凸凹面には布を張るのが大変なので、マスキングテープで覆って、ある程度スムースにしました。

ちなみに、東急ハンズで購入できます。100均ショップでは、大きい店舗では見かけたことがあります。

 

スケジュール帳を自作して、2017年は実りある年にしたい!

という思いで制作しましたが、なかなかいいです。市販のものより、いつの(何年の)スケジュール帳なのか、すぐにわかりますしね。

もうすぐ1月も終わりですが、仕事のスケジュールはいっぱい…。いや、むしろカオス(笑)

仕事以外のスケジュールも、書き込んでいけるようにもしていきたいです…!!

カルトナージュ・ワークショップを開催しに、バルセロナへ!その2

バルセロナのRAIMAで買った、スキバルテックス

スペインでカルトナージュ・手芸材料を見つけよう

前回は、「サロン・デ・マンガ2013」でカルトナージュのワークショップを提供した話を書きましたが、

今回はスペイン、バルセロナ編その2です。

 

イベントの翌日、ツアーの自由時間は

スペインと日本を行ったり来たりの友人に、

カルトナージュ材料や手芸材料のお店

連れて行ってもらいました。

 

で、いろいろと今までにお目にかかったことのない

材料をたくさん入手することができました。

 

リボンやブレードのお店へ 

まずは、素敵なブレードをたくさん扱っている老舗。

お店の名前がわからないのですが、

レシートに印刷されている

「JOAN SOLER UNGO」という名前が店名だと思われます。

(Googleで検索したら、それっぽいお店が。

バルセロナはゴシック地区、サンタ・マリア・デル・ピ教会の近くです。

最寄地下鉄駅はリセウ(Liceu)駅です) 

チロリアンテープも豊富でしたが、多色使いのブレードがとても美しく、

何本も買ってしまいました。紫色のなんか、特にツボでした。

 

ビーズ屋さんにも珍しいものがたくさん

 

お次は、ビーズ屋さんの「SARA」

上記リンクからは、お店のWebサイトへ飛べます

(ただし、英語かスペイン語表記です)。

 

このお店では、金属ビーズを何種類か購入。

そら豆みたいな形のものとか、

なんとなくモデルニスモ建築っぽいと感じて、

セレクトしました。

このお店のある通りは問屋街になっており、

ほかにもビーズ屋さん、ボタン屋さんなどが並んでいるので、

手芸やハンドメイドをやるかたはぜひ足を運んでみてください。

(細い通りなので、必ず複数の人で

連れ立って行ってくださいね~)

スペインの東急ハンズ!文具専門店・RAIMA(レイマ) 

さて、いよいよメインのカルトナージュ材料探しです。

 
まあ、何しろすごかったです。
上記リンクは、RAIMAのチェーン店でも一番大きな
Comtal店のアクセスページへのリンクですが、
店内写真も掲載されています。
 

見てください。店舗2階の壁にはぎっしり、紙の棚が。

ディズニー版「美女と野獣」の野獣の城に、

立派な図書室(ていうかもう図書館)があるじゃないですか。

専用のはしごがあって、レールで動かして棚の上のほうをとる、

あんな感じで紙が置いてあります。

300だか400種類の紙があるんだそうです。

 

紙といっても厚めの紙から、和紙のようなテクスチャのもの、

竹で作ったおむすびをくるむようなものから、

カルトナージュでよく利用されるスキバルテックス、

スペインっぽい大胆な柄の包装紙まで。

 

多すぎるのでお客さんは棚から直接紙を取らず、

紙見本を見ながらほしい紙の番号を書いて、

整理券を取って呼ばれたらリストを店員さんに渡し、

例のはしごで取ってもらうシステムです。

迷いに迷いました。

スーツケースに入るだけという制限があるからです。

 

そして購入したのが、スキバルテックスと柄物の紙です。

 

 

こちら、スキバルテックス

この写真だと分かりずらいですが、

左から1,3番目はゴールドと濃い紫色で、

繊維状の凹凸とキラキラ加工がしてあって、

とってもゴージャスな感じです。

 

柄ものの紙はこちら。

画用紙並みの厚みがあるので、カルトナージュにも使いやすいです。

柄が大きめなんですが、そこがまたよいです。

ブルーのは、スペイン南部のイスラム建築っぽいということで

セレクトしました。

 

 

また、カルトナージュ材料として使える、

小さめのコーナー金具もたくさんの種類がありました。

このほかにも、赤、青、緑、黄色、白など

色つきの金具があったのですが、

私は金、銀、黒と使いやすい色を選びました。

 

RAIMAは、手芸やハンドメイドをする人でなくとも

十分楽しめるスポットです。

日本でいうなら、東急ハンズみたいな感じ?

店舗1階にはインテリア用品や文具など、

ヨーロッパのおしゃれな雑貨が集まっています。

 

ちょっと変わったお土産さがし、

自分への記念品さがしにも良いです。

 

今まで紹介してきた、ブレード屋さん、ビーズ屋さん、

そしてRAIMAはすべてバルセロナ・ゴシック地区内で、

半日で回れます。

  

 

次回は、スペイン・バルセロナの旅、
短時間&ダッシュ&趣味で回った「観光編」
をお届けの予定です。
 
年をまたいでしまいますが、お楽しみに~

 

皆様よいお年を!

 
 

カルトナージュ・ワークショップを開催しに、バルセロナへ!その1

バルセロナでのお守り風カルトナージュワークショップ

スペインでワークショップ開催

2013年はZ=Graceにとって、
カルトナージュのワークショップ講師デビュー
を果たした記念すべき年になりました。
 
その、デビューまだ数ヶ月のZ=Graceですが、
なんと、、、
世界デビューしてきました!
 
きっかけは、キモノワールドライフと日本旅行コラボ企画、
というツアーに参加したこと。
キモノワールドライフの代表者とお知り合いになり、
「海外でやってみたい」と無謀にも相談したところ
OKを頂きました。
 
場所は、スペイン
、カタルーニャ地方最大の都市バルセロナ
11月第1週に開催された、
 
(サロン・デ・マンガ2013 in バルセロナ公式サイトへ)
 (※スペイン語/カタルーニャ語です!!)

 

の、数多く出店するブースの一つ、
「キモノクラブ・バルセロナ」のみなさんの
着物着付け体験ブースの一角を借りて、
お守りにもなるミニフォトフレーム作りを
開催してきました。
 

 

 

↑出来上がるとこんな感じになります。

4×4 cmの正方形で、上にスリットが入り、
「恋愛成就」や「家内安全」と書かれたカードを入れます。
自分のプリクラ写真などを入れてもOK。
ノリとハサミがあれば10分で作れるよう
パーツを下準備してのぞみました。
 
 

 

↑英語で書いたテキストを使いながら説明。
ちなみに一番人気は「恋愛成就」
みんな愛を求めているんですかね。
・・・でも「商売繁盛はないの?」ともよくきかれました。
さすが商業都市バルセロナ。
そこはミスった
 
 

↑右側手前がZ=Graceです。
着物は着せていただきました(笑)。
すいません、日本人なのに自分で着物を着られず
しかし、にわか仕込みで着付けを習うより、
自分の得意分野(カルトナージュ)で
国際交流に貢献したほうがよいと判断。
ここは声を大にして言いたいです。

 

小学生くらいのお子さんとお母さん、
ラブラブカップル、「まどか☆マギカ」のコスプレイヤーさん、
中華系の学生さんから日本語勉強中のイケメン君まで、
まあ。とにかくいろんな方が参加されました。
ざっと70人くらいでしょうか。
 
スペイン語が全然できないのですが、
(バルセロナ・キモノクラブの皆さんに通訳をしていただきながら)
言葉が不自由な中でお子さんが楽しんでいってくれたのは、
何よりの喜びでした。
 
準備は大変でしたが、おもしろかったです!
 
さて、スペイン・バルセロナの旅は、
いろいろ充実していたのであと2回くらいお届けの予定。
一応ダッシュで回ってきた「観光編」と、
ちゃっかりゲットしてきた「手芸材料&おみやげ」編です。
 
年内には更新したいところです。頑張ります。
それでは皆様、続きをお楽しみに~