古民家廻りツアー in 仙台 その1:「永勘染工場」さん

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永勘染工場の若旦那
本日古民家にみる東日本大震災」バスツアー
に行ってまいりました。
仙台市内で、古民家を店舗や住居として現役で使ってらっしゃる4箇所をめぐり、
見学&ランチ&オーナーさんとお話など、中身の濃いツアーです。
 
この企画は、仙台の旅行会社「たびむすび」さんと、
古民家オーナー支援webサイト「古民家びと」さんの強力タッグで実現。
 
「ツアー記事:その1」の今回は、私と不思議な縁がある「永勘染工場」さんです。
 その名も南染師町にある、
 染物屋さんです。
 そうです、
 Z=Gが最近カルトナージュに利用している
 「仙台手ぬぐい」を作っている
 染物屋さんなのです。
 手ぬぐい屋さんというより、暖簾や前掛け等、
 大きいものをメインで扱っています。
 裏手にある、工場内を見学させていただきました。
↑若旦那さんが、お米ベースの糊について説明しています。
 糊を塗った部分が白く残って、模様や屋号の文字がくっきりと染まるのです。
 インドネシアやマレーシアのバティックは、ロウケツ染めなので、糊の代わりにロウ(蝋)を塗って染まらない部分を作っています。
 技法としては似ていますが、バティックが模様の輪郭を描くのに対し、「染まらない部分こそ主役」というところが、日本の手ぬぐいとの違いです。
 長物(反物単位の大きい染物)を 得意とする永勘さん。
 この日も、高い天井には所狭しと、染められた生地が干されていました。
 外で天日母子をすることもあるそうです。
 シワにならぬよう”しなり”のある棒で支えられています。
このほか、3箇所の古民家をまわりましたので、そのもようは

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