同カテゴリの「日本語支援,出張授業その1」で話したように,
私は市内の小・中学校に出張して,外国人の生徒にマンツー・マンで日本語を教える
ボランティア活動を行っています.
この日本語支援は,各学校の先生方との連携が欠かせません.
支援できる時間は60時間.(少なっ!!)
正直,①「日常生活で困らないレベル」と,
②「学校の授業についていくレベル」の日本語には,
雲泥の差があります.
中学校で困るのは,「進学」の問題があるからです.
日本人だって塾に通って頑張って,やっと入れるというぐらいなのに,
日本語を母語としない子どもたちには,高校受験の壁はとても大きいです.
副校長先生や担任の先生とできるだけ協力したいのですが,
教員の仕事は本当に大変です.
お忙しい中,どこまで時間や手間をかけられるかは,
各学校の事情などにより,全然違います.
今回は,担任の先生が協力的で,三者面談に同席させていただいたりと,
できるだけの支援が出来ています.
しかし,あまりこの活動に理解がない学校の場合,
教材を借りれなかったり,行事予定を教えてもらえず,
行ってみたら今日は遠足で,子どもがいない…とかいったりすることもあります.
行政にはしっかりシステムづくりをしてほしいのですが,
外国人が少ない地域なので,後回しになってしまうのです.
もうすぐ市議選.よく考えて投票に行きたいと思います.